この記事を読むのに必要な時間は約3分42秒です。
近年、金融市場においてその勢力を拡大してきている仮想通貨。
まだまだ新興の金融取引商品のため、その概要や仕組みについて分かりにくいと感じている人は多いと思います。
そこで、当記事ではまだまだ分かりにくい仮想通貨について、その概要や仕組み、メリットやデメリットなどについて簡潔に解説していきます。
●仮想通貨についての概要が分かる
●仮想通貨とその仕組みについて分かる
●仮想通貨のメリット&デメリットが分かる
●初心者が仮想通貨を始める方法が簡潔に分かる
仮想通貨とは何ですか?
この仮想通貨ですが、株式やFXなど他の金融取引商品とは異なり、オンライン上のみにおいて電子データによって取引が行われている通貨です。
電子データのやり取りのみの通貨のため、別名暗号通貨とも呼ばれており、日本はもとより世界各国の中央銀行などの公的な通貨発行機関を持ってません。
そのため、円やドルなど国家が発行している法定通貨とは異なり、強制運用力は持っておらずオンライン取引専用の通貨になります。
仮想通貨とは?その仕組みについて
円やドルなどは、その発行元となる各国中央銀行がその価値を保証しています。
ただ、仮想通貨には中央銀行は関与していないため中央銀行による保証(価値)を受けるという仕組みはありません。
しかし、仮想通貨は現金ではなく電子データとなっています。
その売買取引に関する情報や個人や企業による保有情報はオンラインによって不特定多数のサーバーによって管理される仕組みとなっています。
そのため、仮想通貨の一部のデータが改ざんされたとしても、全てのデータを改ざんしなければ他のデータと照合すればデータ改ざんによる不正がすぐに判明します。
つまり、不正には強い通貨と言えるため、仮想通貨を売買する人からは高い信頼を受けています。
仮想通貨のメリットとデメリット
ここでは、仮想通貨のメリットとデメリットについて解説します。
仮想通貨のメリットについて
仮想通貨を使う上で見逃せないのは、そのメリットの多さです。
もっとも、メリットが無ければわざわざ仮想通貨を使う必要はないので、仮想通貨を使う上ではこのメリットは重要になります。
そこで、仮想通貨のメリットですが、主に下記の5つがあります。
- 銀行に比べ各種手数料が安い
- 銀行を経由せず取引所経由でスピーディに送金する事が可能
- 最低取引価格が低いため数百円という少額から投資できる
- 24時間365日土日祝日関係なくいつでも取引できる
- 仮想通貨は注目されており今後の主要決済手段として市場としての将来性がある
仮想通貨のデメリットについて
仮想通貨には、先程のメリットもあれば反対にデメリットもあります。
このデメリットも抑えた上で取引を行う必要があります。
そこで、仮想通貨のデメリットですが、主に下記の4つがあります。
- 他の金融取引商品と比べ価格の変動が激しい傾向がある
- その取引の仕組みによって即時決済が難しくなっている
- 仮想通貨は電子データのため外部からのハッキングや保存メディアを紛失する可能性がある
- 今後の市場動向によっては法規制が厳しくなる可能性がある
初心者が仮想通貨を始めるためには?
仮想通貨の場合、仮想通貨取引所を通して取引を行う事になります。
そのため、初心者が仮想通貨の取引を始めるためには仮想通貨取引所に口座開設を行う必要があります。
そして、仮想通貨取引所への口座開設が完了したら、口座開設を行った自分の口座に取引するための資金を入金します。
その後、ビットコインを始めとした各種仮想通貨の取引を始める事が出来ます。
つまり、仮想通貨を始めるためには、口座開設&当初資金の入金という作業が必要になります。
事前にある程度は通貨の取引のための資金を貯めておく必要があります。
まとめ
●仮想通貨は法定通貨ではなくオンライン専用の通貨
●仮想通貨は不特定多数のサーバーによって管理されているため不正に強い
●仮想通貨にもいくつかのメリット&デメリットがある
●初心者が仮想通貨取引を行うためには口座開設&入金が必須