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日本の場合、仮想通貨取引で得た利益については、給与以外の利益と合算して20万円以上の場合に税金がかかります。
そのため、仮想通貨で稼いでいる人にとっては、税金がかからない国へ移住する事も一つの方法です。
そこで、当記事では仮想通貨の税金が安い国について分かりやすく解説します。
●仮想通貨の税金が安い国が分かる
●仮想通貨の税金対策に適した移住先が分かる
仮想通貨の税金が安い国
日本とは異なり、海外には税金が安い国がいくつかあります。
日本では、所得税と住民税を合わせると最大55%にもなるため、税金が安い国はとても魅力的に感じると思います。
税金が安い国では、仮想通貨で得た利益がそのまま自分のものになります。
そして、この利益を再投資すれば、さらに仮想通貨で利益を得ることが可能です。
シンガポール
東南アジア圏内に属するシンガポールですが、仮想通貨はもちろん株取引で得た売却益に対して税金が掛かりません。
ちなみに、シンガポールも日本と同様、所得税は累進課税となっています。
ただ、日本が最大45%なのに対して、シンガポールは24%と、約半分となっています。
マレーシア
マレーシアも所得税の計算は累進課税となっていますが、その税率は最大30%で日本よりも少ないです。
また、個人の仮想通貨取引で得た利益については、非課税となっています。
さらに、マレーシアには、日本の住民税にあたる税金はありません。
ドバイ
アラブ首長国連邦の最大都市ドバイですが、なんと所得税や住民税がありません。
当然ながら、個人の仮想通貨取引で得た利益についても非課税となっています。
ただ、ドバイの場合には、税務居住者ステータスを取得する必要があるため、ちょっとハードルが高くなっています。
仮想通貨の税金対策に適した海外移住先
仮想通貨の税金が安い国には、シンガポールやマレーシア、ドバイがあると解説しました。
ただ、この中で仮想通貨の税金対策に適した海外移住先となると、マレーシアが第一候補になります。
何故なら、マレーシアの場合は日本と近く、他国と比べ相対的に物価が安いからです。
移住で考える事としては、住宅環境や治安対策、物価水準などがあります。
しかし、長期的に移住するとなると、物価水準が低いという事はとても魅力的だと思います。
物価水準が低い=少ないお金でも生活できるため、老後資金の貯蓄にも最適です。
まとめ
●仮想通貨の税金で安い国には、シンガポールやマレーシア、ドバイがある
●仮想通貨の税金対策に適した移住先では、マレーシアが最適