この記事を読むのに必要な時間は約4分8秒です。
イラストレーターですが、これを簡単に言えばイラストを描いている人になります。
ただ、イラストを描いているからと言っても絵描きさんとは微妙に異なります。
イラストも絵の一種になりますが、作成する絵のジャンルは絵描きのそれとは異なっているのです。
そこで、当記事ではイラストレーターについて分かりやすく解説します。
●イラストレーターについて分かる
●イラストレーターになる方法が分かる
●イラストレーターの年収が分かる
●フリーランスでイラストレーターを始める方法が分かる
イラストを描くこと
イラストレーターとは、自分の好きなイラストを描けば良いのではなく、個人や企業から依頼された内容に沿ってイラストを描いて納品する職業です。
そこには必ず納期が発生するので、納期を守りながらイラストを描く対応力とスキルが必要になります。
そのため、ただ単にイラストを描く事が好きという理由だけではイラストレーターという職業をこなす事は難しいと言えます。
イラストレーターになるには
イラストレーターになるために必要な学歴や資格などの条件はありません。
そのため、誰でもイラストレーターになる事は出来ます。
ただ、単にイラストレーターになる事とイラストレーターという職業で飯を食っていく事とでは大きな違いがあります。
何故なら、イラストを描く事が好きであっても、職業で行う場合には下記の流れをこなす必要があるからです。
- イラストを描くための基本的なスキルや仕事の受注
- 打ち合わせ
- ラフの制作&送付
- 受注品の制作
- 納品
このように、イラストレーターとして仕事をこなすためのスキルが身に付いていなければ職業として続けて行く事は難しいです。
そのため、イラストレーターになるには、独学よりは専門学校や美術大学などに進学して、基本的なスキルを身に付けた方が良いです。
実際の実務については卒業後グラフィックデザイナーとしてデザイン会社や印刷会社などに就職し十分な実践経験を積んだ方が良いです。
イラストレーターの年収はどのくらい?
イラストレーターを志している人にとって、その年収は気になるところですよね?
企業に就職した場合の年収は社員で約400万円程度(2020年調べ)であり、初任給では約22万円となっています。
また、イラストレーターのアルバイトでは時給約1,500円、パートでは約1,000円程度となっています。
これは、日本の平均年収(約436万円:2020年調べ)と比べると若干低くなっている事が分かります。
もっとも、この年収は業種によってかなり差が出てくるため、一概に他の職業と比べイラストレーターの年収が低いという訳ではありません。
ちなみに、企業勤務ではなくイラストレーターとして独立した場合、給料の補償は無く1枚いくらという自分でこなした仕事の量によって年収が異なってきます。
そのため、独立したばかりで全く仕事が無いという人は年収0円になります。
ただ、人気が出てきて仕事量が増えてくると年収500万や600万円になる事も十分可能です。
ちなみに、イラスト1枚当たりの単価ですが、これには数千円~数万円とその金額にはかなり幅があります。
イラストレーターのスキルや実績などによってもかなり差が出ます。
イラストレーターをフリーランスで始めるためには?
フリーランスでイラストレーターを始めるためには、下記のアピールが必要です。
これらについて、ブログやサイトに掲載して、各種SNSでも宣伝する必要があります。
依頼者側からすれば、そのイラストレーターにどのような個性があり、どのようなイラストの制作が可能なのか?について確認する必要があります。
そのため、依頼者側が求めている各種情報をブログやサイトなどに掲載してから積極的に自分を売り込んでいく(仕事を取っていく)姿勢が重要になります。
まずは、イラストレーターとして仕事を受注して、クライアントが満足するレベルでイラストを仕上げ納期をしっかり守って納品すること。
この繰り返しがイラストレーターとしての経験や実績を積み重ね、その結果として仕事の受注が増えていきます。
まとめ
●イラストレーターに学歴や資格は必要なし
●イラストレーターの年収は約400万円
●イラストレーターをフリーランスで行うためには積極的なアピールが必要