運営者プロフィールと当ブログの理念について

「歴史人物の読みもの辞典」をご覧いただき、ありがとうございます。
当ブログの管理人、歴史大好き女、略して歴女と申します。

このページでは、なぜ私がこのブログを運営しているのか、そして記事を作成する上でどのような基準・想いを持っているのかについて、少し詳しくお話しさせていただきます。

歴史の「なぜ?」を解き明かすのがライフワークです

私は、学生時代に横山光輝先生の『三国志』と出会って以来、20年以上にわたり歴史、特に三国志の世界に魅了され続けてきました。

歴史の面白さは、単なる年号の暗記ではありません。「なぜ、あの武将はその時その決断をしたのか?」「なぜ、圧倒的な兵力差があっても勝敗が覆ったのか?」という人間ドラマにこそ、本質があると考えています。

しかし、専門書や一次資料(正史)は難解な言葉で書かれていることが多く、歴史に興味を持ったばかりの方が挫折してしまうことも少なくありません。

そこで、「正史や学術的な資料に基づいた正確な情報を、誰にでも分かりやすく、物語のように読める形で届けたい」という思いから、この「歴史人物の読みもの辞典」を立ち上げました。

当ブログの執筆方針と信頼性へのこだわり

近年、インターネット上には根拠の不明確な歴史情報や、創作(演義)と史実(正史)を混同した記事が散見されます。

そこで、当ブログでは、読者の皆様に安心して歴史を楽しんでいただくため、以下の3つのポリシーを徹底して運営しています。

1. 一次資料と学術研究への徹底的なリサーチ

記事を執筆する際は、ネット上の情報だけで完結させることはありません。

必ず手元にある信頼できる書籍や、国立国会図書館デジタルコレクション、CiNii(学術論文検索)などを活用し、複数の資料を照らし合わせて事実確認を行っています。

特に三国志においては、陳寿の『正史』と羅貫中の『演義』の違いを明確にし、「どこまでが史実で、どこからが創作か」を丁寧に解説することを心がけています。

2. 客観的な視点と諸説の紹介

歴史には「絶対の正解」が存在しないことも多々あります。

特定の説だけを断定的に書くのではなく、「通説ではこう言われているが、近年の研究ではこのような説もある」といったように、多角的な視点から公平な情報提供を行うよう努めています。

3. 参考文献の明示

当ブログの記事は、私の想像や思い込みではなく、先人の研究成果に基づいています。

情報の出所を明確にするため、主要な記事には参考文献や引用元を明記し、透明性の高い運営を行っています。
▶ 当ブログが参考にしている参考文献・情報機関一覧はこちら

特に力を入れている分野:三国志への偏愛

当ブログでは幅広い歴史人物を扱いますが、中でも「三国志」に関しては、並々ならぬ情熱を注いでいます。

  • 魏・呉・蜀の公平な視点: 勝者である晋(魏)の視点だけでなく、敗者となった勢力や、マイナーな武将にもスポットライトを当てています。
  • 人物の心理分析: 諸葛亮の孤独、曹操の合理的精神、劉備のカリスマ性など、現代のビジネスや生き方にも通じる「人間力」を分析しています。
  • 現地・関連施設への敬意: 機会があれば博物館や史跡(神戸の鉄人プロジェクトなど)の情報も積極的に収集し、現地の空気感をお伝えできるよう努めています。

読者の皆様へ

歴史を知ることは、人間を知ることです。数千年前の英雄たちの失敗や成功は、現代を生きる私たちに多くのヒントを与えてくれます。

「このブログを読んで、三国志のアニメを見返したくなった」「歴史の授業が楽しくなった」「推しの武将が見つかった」……そんな声をいただけることが、私にとって最大の喜びです。

もちろん、まだまだ研究途上の身ではありますが、皆様と一緒に歴史のロマンを探求していければ幸いです。

もし記事の内容についてご質問やご指摘がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

歴史人物の読みもの辞典 管理人
歴女より

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