「歴史人物の読みもの辞典」へお越しいただき、誠にありがとうございます。
当ブログでは、三国志をはじめとする歴史上の出来事や人物について、可能な限り史実に基づいた正確な情報をお届けすることを第一の理念として運営しております。
歴史というジャンルはその性質上、諸説入り乱れることが多く、何が真実であるかを見極めることが非常に困難です。
特に「三国志」においては、陳寿が記した『正史』と、羅貫中による物語『演義』、さらには民間伝承が混在しており、情報の精査には細心の注意が必要です。
そのため、当ブログでは執筆にあたり、個人の主観や不確かな噂のみに頼ることなく、公的機関が公開している一次資料、学術的な裏付けのあるデータベース、信頼できる大手出版社や公式サイトからの情報を参照・引用しております。
本ページでは、当ブログが記事執筆の際に参考にしている「権威ある情報源」や、読者の皆様がより深く歴史を探求するために推奨する「信頼できるWebサイト・機関」を厳選してご紹介いたします。皆様の歴史学習や調査の一助となれば幸いです。
一次資料・公的アーカイブ(国・公的機関運営)
歴史研究において最も重要となるのは、原典や一次資料へのアクセスです。
そこで、当ブログでは、以下の国や政府が運営するデジタルアーカイブを活用し、可能な限り原典に近い情報を確認するよう努めています。
国立国会図書館デジタルコレクション
日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存している、日本唯一の国立図書館「国立国会図書館」が提供するデジタルアーカイブサービスです。
当ブログにおいて、江戸時代以前に翻訳された三国志の和刻本や、明治・大正期に出版された歴史研究書などの古い文献を参照する際、最も信頼を置いている情報源です。
著作権保護期間が満了した貴重な古典籍や古文書の多くがインターネット上で公開されており、自宅にいながらにして歴史の一次資料に触れることができます。
「史実」としての歴史を深掘りしたい方、現代語訳される前の原文のニュアンスを確認したい方にとって、これほど強力なツールはありません。
公式サイトへのリンク:
国立国会図書館デジタルコレクション (https://dl.ndl.go.jp/)
ジャパンサーチ (Japan Search)
国立国会図書館がシステムを運営し、内閣府等の協力のもと構築された、国の分野横断型統合ポータルサイトです。
書籍だけでなく、公文書、文化財、美術、人文学、自然史、理工学など、日本国内の多様な分野のデジタルアーカイブと連携しています。
特定の武将に関連する美術品(浮世絵や屏風図など)がどこの博物館に所蔵されているか、あるいは地域ごとの伝承資料などを横断的に検索する際に活用しています。
一つのキーワードから、書籍以外の「モノ」としての歴史資料へアクセスできるため、多角的な視点で歴史を考察するために不可欠なプラットフォームです。
公式サイトへのリンク:
ジャパンサーチ (https://jpsearch.go.jp/)
文化庁 (Agency for Cultural Affairs)
日本の芸術文化の振興、文化財の保護、国際文化交流の推進などを担う、文部科学省の外局です。
歴史的な建造物や史跡、国宝などの指定・管理を行っている機関であり、史跡巡りや城郭に関する記事を執筆する際、その文化財としての正しい価値や定義、保存状況などを確認するための最も公式な情報源として参照しています。
また、歴史は単なる物語ではなく、現代に残る文化遺産と密接に関わっています。
正しい文化財保護の観点を学ぶ上でも、当ブログでは文化庁の発信情報を重視しています。
公式サイトへのリンク:
文化庁 (https://www.bunka.go.jp/)
学術研究データベース・辞書サイト
歴史上の出来事や用語の定義には、正確性が求められます。
そこで、当ブログでは、個人の解釈による誤りを防ぐため、以下の学術データベースや信頼できる辞書サイトを用いて用語の定義を行っています。
CiNii(サイニィ)
国立情報学研究所(NII)が運営する、学術論文や図書・雑誌などの学術情報を検索できるデータベース・サービスです。
一般的なWeb検索では見つからない、大学や研究機関の研究者による専門的な「歴史論文」を探す際に使用しています。
例えば、「魏志倭人伝の解釈における最新の学説」や「赤壁の戦いの地政学的分析」など、より専門的で踏み込んだ内容を記事に反映させる際、その根拠となる論文を確認するために欠かせないツールです。
また、通説とは異なる新しい歴史的発見は、常に研究論文から生まれます。
最新の知見を取り入れるために、当ブログではCiNiiでのリサーチを推奨しています。
公式サイトへのリンク:
CiNii Research – 国立情報学研究所 (https://ci.nii.ac.jp/)
コトバンク
朝日新聞社、VOYAGE MARKETINGが運営する、日本最大級の辞書・事典サイトです。
「デジタル大辞泉」「精選版 日本国語大辞典」はもちろん、「世界大百科事典」「日本大百科全書(ニッポニカ)」など、信頼性の高い複数の辞書を一括して横断検索できる点が最大の特徴です。
歴史用語や難解な四字熟語、当時の官職名などの意味を正確に読者の皆様にお伝えするため、当ブログではコトバンクの定義を参照基準としています。
不確かなネットスラングや俗説的な意味ではなく、辞書的な正しさを担保するために活用しています。
公式サイトへのリンク:
コトバンク (https://kotobank.jp/)
歴史文献を出版する信頼できる出版社
ネット上の情報だけでなく、校閲を経た「書籍」の情報は非常に重要です。
特に以下の出版社から発行されている歴史関連書籍は、学術的価値が高く、当ブログの執筆において主要な参考文献となっています。
岩波書店
1913年の創業以来、「岩波文庫」や「岩波新書」などを通じ、学術的かつ良質な書籍を世に送り出し続けている出版社です。
特に三国志においては、小川環樹氏・金田純一郎氏らによる『完訳 三国志演義』など、歴史ファンにとってのバイブルとも呼べる正確な翻訳書が出版されています。
当ブログで物語の展開や名言を紹介する際、その出典元として岩波書店の書籍を参照することが多々あります。
古典や学術書における信頼性は圧倒的であり、深く歴史を学びたい読者の方には、まず岩波書店の書籍を手に取ることをおすすめしております。
公式サイトへのリンク:
岩波書店 (https://www.iwanami.co.jp/)
講談社
創業100年を超える日本の総合出版社であり、学術文庫から漫画に至るまで幅広いジャンルの歴史コンテンツを出版しています。
「講談社学術文庫」における正史三国志の関連書籍や、北方謙三氏による『三国志』などの歴史小説、さらには『三国志』をテーマにした漫画作品など、初心者からマニアまで楽しめる質の高いコンテンツが揃っています。
当ブログでは、難解になりがちな歴史を分かりやすく解説するための参考資料として、講談社の出版物を広く活用させていただいております。
公式サイトへのリンク:
講談社 (https://www.kodansha.co.jp/)
三国志・歴史文化に関連する公式サイト・聖地
歴史は書物の中だけでなく、現代のエンターテインメントや地域文化の中にも息づいています。
当ブログでは、三国志文化を現代に伝える以下の団体・企業の活動を尊重し、その情報を読者の皆様へご紹介しています。
KOBE鉄人PROJECT(神戸鉄人プロジェクト)
『三国志』の漫画で知られる巨匠・横山光輝氏の出身地である神戸市長田区において、地域活性化と文化発信を行っているプロジェクトです。
「KOBE三国志ガーデン」や街中に設置された武将の石像など、三国志ファンならば一度は訪れたい「聖地」としての情報を発信されています。
当ブログにおいて、三国志ゆかりの地やイベント情報を紹介する際、最も重要な公式サイトとしてリンクさせていただいております。
漫画作品を通じて歴史に興味を持った方々にとって、聖地巡礼は歴史を肌で感じる最高の体験となります。
コーエーテクモゲームス (GAMECITY)
歴史シミュレーションゲーム『三國志』シリーズや『真・三國無双』シリーズなどを手掛け、現代における「三国志のイメージ」を形成したと言っても過言ではないゲームメーカーです。
ゲームというエンターテインメントを通じて、多くの若者に歴史への興味を喚起させた功績は計り知れません。
当ブログでは、ゲームやアニメを通じて歴史に興味を持たれた読者の方に向けた解説記事も多く、キャラクターのビジュアルや設定の比較対象として、公式情報を参照させていただくことがあります。
「楽しみながら歴史を学ぶ」という点において、最高峰のコンテンツを提供し続けている企業です。
公式サイトへのリンク:
GAMECITY – コーエーテクモゲームス (https://www.gamecity.ne.jp/)
NHK(日本放送協会)アーカイブス / NHKオンデマンド
日本の公共放送として、大河ドラマをはじめとする数多くの良質な歴史番組を制作・放送しています。
かつて放送された『人形劇 三国志』は、今なお語り継がれる名作であり、多くの三国志ファンを生み出しました。
また、『その時歴史が動いた』や『歴史探偵』などの教養番組は、最新の歴史研究を分かりやすく映像化しており、当ブログの読者層とも非常に親和性が高いメディアです。
映像を通じて当時の空気感や時代背景を理解するために、NHKのコンテンツは非常に有益であり、信頼できるメディアとして推奨いたします。
公式サイトへのリンク:
NHKオンライン (https://www.nhk.or.jp/)
情報の正確性と修正について
以上が、当ブログ「歴史人物の読みもの辞典」が記事作成において主に参考にしている情報源および推奨サイトです。
当ブログでは、これらの信頼できる情報源をもとに執筆を行っておりますが、歴史研究は日々進歩しており、新たな発見によって定説が覆ることも珍しくありません。
もし記事の内容に誤りや、最新の研究と異なる記述がございましたら、お問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。
公的資料等を確認の上、速やかに修正・更新を行ってまいります。
今後とも、正確で楽しい歴史情報をお届けできるよう尽力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。